私のフィールドでは珍しくはないシロハラですが、冬鳥として再び戻ってきてくれたことを知り嬉しくなりました。
撮影させてくれた今日は、「やあ、お帰り!久しぶりだね、シロハラ君。」という気持ちになりました。
そのシロハラを主役に、他の冬鳥や留鳥とともにご紹介しましょう。
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◎冬鳥:シロハラ|白腹
私のフィールドでは11月の中旬頃から鳴き声や気配からシロハラが来ているのが分かっていました。
しかし、撮影となると、どの野鳥もその季節初めてやって来た時はとても用心深いのが普通です。
こちらの気配を感じて急に林の縁や林内を移動する影は毎回のように見るものの、撮影できるような余裕を持って姿を現してくれるまでには時間がかかります。
気配を感じるようになってから3週間以上過ぎてようやく今日撮影することができました。
しかも林の縁の明るいところに出てくれ、しばらくの間、樹の実を啄んでいたので慌てずに撮影できました。
好きな野鳥かと問われればそれほどでもないのですが、季節の野鳥が戻ってきてくれると嬉しいものです。
◎食事中
◎連射による成果 (^^)v
◎シロハラが別種に見える
快晴の日で、枝の影がシロハラの頭部にかかりまるで別種に見えます。
野鳥撮影初心者の私がこの写真だけを見たら正体は分からないでしょうね。(^^;)
お日様のイタズラですね。
下の写真を見ると、影だと分かりますね。
シロハラの生態&バードウォッチング情報
●全長25cm ★冬鳥 ◇雌雄ほぼ同色
名前ほど腹部は白くないが、あくまでもアカハラと比べてということらしい。そのアカハラも腹部の中央外は橙色だが中心部は白いので名前の付け方の 基準がよく分からない。
雌雄ほぼ同色だが、体上面やアイリング、下嘴など全体的にメスの方が色が淡いようだ。
ほぼ全国の平地から山地の林、樹木の多い公園などに生息する。近くに果樹園があればそこにもいる可能性が高い。
明るい場所はあまり好まず、薄暗い林の地上で昆虫類や植物の実を採食する。その際に落ち葉をめくるので、ガサガサという音でシロハラの存在に気づくことが多い。
◎冬鳥:ジョウビタキ|尉鶲・常鶲
★ジョウビタキに関するバードウォッチング情報の詳細は下記のページをご覧ください。
今日会えたのはメスだけでした。
◎エナガ|柄長
★エナガに関するバードウォッチング情報の詳細は下記のページをご覧ください。
◎シジュウカラ|四十雀
★シジュウカラに関するバードウォッチング情報の詳細は下記のページをご覧ください。
今日の撮影は、カラ類を中心とした混群との遭遇から始まりました。
メジロ、ヤマガラ、シジュウカラが混じっていました。
◎モノトーンに近い背景の中のシジュウカラ
羽を広げた一瞬なので躍動感が出たと思います。
◎幽霊のようなシジュウカラ
感度の設定がいつの間にか変わっていることに気が付かずにこの失敗作となりました。
◎にらみつけるシジュウカラ
近くに来てくれたので撮影していたらにらまれました。(^^;)
◎食事中のシジュウカラ
数分かかってこの虫をゲットしました。
◎メジロ|目白
混群に2ヶ所で会ったのですが、エナガやシジュウカラを撮影するのに忙しくメジロの写真はあまり撮れませんでした。
混群の場合、満遍なく撮影することは難しいですね。
◎猛禽類
猛禽類は勉強不足です。分かりません。
ノスリ? トビ?