今日(8月21日)出会った野鳥をミニ写真集の形式で紹介します。
ウォーキング・コースで出会い撮影できた今日の野鳥の主役は、愛らしさに魅せられて一番のお気に入りになっているエナガです。
ヤマガラやメジロ、シジュウカラ、コゲラとの”混群”でやってきました。
残念ながらヤマガラとシジュウカラはシャッターチャンスに恵まれませんでした。
今日出会えた野鳥を高画質&高品質の写真で紹介します。
盛夏、猛暑という言葉が似つかわしい状況になってからは、野鳥にほとんど出会えなくなりました。
暑さのために行動パターンが変わったのか、もっと涼しいところに移動したのか、よく分かりませんが、姿を見かけることが本当に少なくなりました。
多少の気配はあるものの、レンズを向けるようなチャンスが訪れることはほとんどありません。
そこで、早起きをしていつもより2時間半ほど早く出かけてみました。
それでも、ほとんど気配がなく静かなものでしたが、ある場所で小道に入っていき大木のところに行ってみると、エナガやコゲラの鳴き声が聞こえてきました。
メジロ・エナガ・コゲラがカラ類との混群をつくっていました。
全ての種を撮影できたわけではありませんが、久しぶりに可愛らしいエナガの表情を比較的近いところで撮影できて満足な「ウォーキング+バードウォッチング」になりました。
ついでながら、
野鳥の写真を”壁紙写真集”として鑑賞していただけるサイト「野鳥の壁紙館-Yacho Photo Gallery」を2016年8月11日にオープンしました。
野鳥の写真を大きなサイズで鑑賞していただいてお気に召したのがあればデスクトップに飾っていただけるようにこの形式をとりました。
愛らしい野鳥ファンの方々にご覧いただければ幸いです。
この記事のコンテンツ
エナガ|柄長
エナガは日本で2番目に小さい鳥で、エナガ科エナガ属に分類され、九州以北に留鳥または漂鳥として生息する鳥でシジュウカラの仲間。(北海道には亜種の顔が真っ白な”シマエナガ”が生息。)野鳥の中には、例えばキビタキやオオルリのように、雌雄で別種かと思うほど外観的特徴が異なる鳥がいるが、エナガは逆に雌雄で同型同色なので外観上は区別できない。全長は14cmあるが、そのうち尾の長さが約半分を占めるので体そのものはとても小さい。嘴(くちばし)が小さく、首のくびれが全くないのでコロンとしたその姿が実に愛らしい。繁った落葉広葉樹林を好み、シジュウカラの仲間ではもっとも群れになる性質を持っており、シジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ・メジロなどとの混群がよく見られる。
ここからの4枚は同じ個体を連続的に撮影したものです。
ちょっとした動きの違いで表情が変わります。
頭をかしげるような仕草をよくするのですが、それが愛らしさを生み出している要素でもあろうかと思います。
ここからの2枚は別の個体ですが、アップ気味に撮れましたので細部を観察できるでしょう。
コゲラ|小啄木鳥
キツツキの仲閒ではもっとも身近な存在で、日本では一番小さなキツツキ類。山地林から平地林、公園林に生息する。雌雄ほぼ同色だが、オスは後頭部に小さな赤斑があるが、普段は他の羽に隠れているのでなかなか見るのは難しい。
最初の2枚はアップで撮れました。背景のハイライトが大きくボケてよいアクセントになってくれました。
細い木の間から狙いました。うるさくなる前ボケも後ボケも超望遠レンズの大きなボケで救われています。さらに現像段階で工夫を加えてできる限り画面を整理しました。
AFが小枝に引っ張られてしまうのでピントが合ったのは数枚だけでしたが、コゲラの前後に細い枝が何本もあるこの条件で一枚でもあれば御の字でしょう。
メジロ|目白
メジロは公園に一年を通して留まっている個体と山の方に移動する個体がいることは教えられ分かっていました。
したがって、夏場に個体数が少なくなるのは知識としては知っていましたが、ここまで減るとは思っていませんでした。
避暑をしたくなるのは人間も野鳥も同じというわけですね。
あとがき
日々のトレーニングを行っているウォーキング・コースで出会った野鳥を撮影しています。どのような野鳥に会えるかはその日になってみないと分かりません。
健康増進と山行のために天気の良い日は、日々のトレーニングとして市内の公園で6~8.5km(約8500~12000歩)ほどのウォーキングを行っています。
標高差100mほどのそのウォーキング・コースの主に復路で野鳥の撮影を行っています。
ちなみに、
最新の報告では、かつて一日10000歩と言われた歩数は8000歩で良いということになっています。
そしてその歩行時間の内、20分は早足で歩くのがポイントだそうです。この20分というのは、一度にでも合計でもどちらでも良いそうです。
野鳥撮影は門外漢なので高級なレンズを購入するすることもできず、ニコン純正の超望遠ズームレンズ(200-500mm)を使用しての撮影です。
相手が野鳥ということでいつも上手く出会いがあるわけでもなく、出会っても必ずしも撮影が上手くいくとは限らず苦労させられています。
まさに”一期一会”の出会いとシャッターチャンスですが、野鳥たちの愛らしい姿や美しい羽色に癒やされながらバードウォッチングを楽しみながら撮影を行っています。