ウォーキング・コースで出会い撮影できた野鳥のミニ写真集。今日(7月7日)はダブル主役で、片やホトトギス、片やキビタキの親子です。ホトトギスは初めての撮影でした。
不調のレンズを手放して新しいレンズでの初撮りです。記念すべき1日目に初物のホトトギスが撮影できたのはラッキーでした。
それでは、今日出会えた野鳥2種を高画質&高品質の写真で紹介します。
ちなみに、今日のトレーニングは、距離約8km、歩行数約10800歩でした。
ホトトギス|杜鵑
全長28cmでも、カッコウの仲閒としては日本で最小。オスの鳴き声が「ホ、ト、トギス」と聞こえることが名前の由来。”聞きなし”の多い鳥で、「てっぺんかけたか」「本尊掛けたか」「特許許可局」などと聞きなし、夜に鳴くこともある。全体に灰色で、胸から腹に横斑がある。アジア東部で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。インドから中国南部で越冬し、日本には初夏の5月中頃にやってくる。托卵することで広く知られており、自分の巣をもたず、主にウグイス、他にはミソサザイなどの巣に托卵する。古くから春のウグイス、秋の雁(かり)とともに和歌に詠まれ、万葉集などでも他の鳥を圧倒する登場回数を誇る。山野草のホトトギスは、花弁の模様が本種の斑に似ていることに由来すると言われています。
5月17日の夜の9時頃でしたが、自宅近くのマンションの屋上あるいはその辺りの電線にでも止まったのでしょうか、ホトトギスの大きな鳴き声が響き渡ってきて驚いたことがあります。
ホトトギスの聞きなしとしては「特許許可局」と「テッペンカケタカ」がよく知られていますが、その時は後者に聞こえました。
インドや中国南部から渡ってくるそうですが、その夜到着したばかりだったのでしょう。
その数日後からいつものウォーキング・コースでもホトトギスのさえずりが聞かれるようになりました。
ホトトギスは道から見えるようなところで鳴いていることは滅多にありませんから、最初の頃はその姿を見ることさえできませんでした。
ある程度慣れてくると、鳴きながら飛んでいる姿を見ることができましたが、頭上の大木の頂部に止まって鳴いている姿を目にすることができたのは本日が初めてでした。
しかも、機嫌が良かったのか20分ほど同じ場所にいて時折鳴いてくれましたので写真の整理が大変なほどシャッターチャンスに恵まれました。
★ノートリミングでこの状態で、焦点距離は500mm。
★ここからの写真はトリミングしています。
鳴いていないときはよく毛繕いをしていました。
撮影者の私に気が付いたのでしょうか。それほど高くない木なら近くまで寄らせてくれません。すぐに飛び立ってしまいます。
大木の場合は距離感が安心感を生むのでしょうか、比較的近づかせてくれます。しかし、その分距離はありますので、枝をよけてのピント合わせが結構大変でした。
時折、尾羽を広げて毛繕いでしょうか、このような美しい姿を見せてくれました。
キビタキ|黄鶲
オスは鮮やかな黄色と橙色が瑞々しい青葉に映える。夏鳥の代表種。夏鳥として平地から山地の落葉広葉樹林にやってきて、樹木の洞などに巣を作る。雑食性で、繁殖期は主に昆虫類を補食する。空中の昆虫類をフライングキャッチする生態は興味深い。メスはオオルリの雌と似て地味で両種の区別は素人には難しい。