初めて鳥撮影に挑んで撮れた2015年秋の野鳥と冬の野鳥を写真でまとめてみました。
鳥専科ではないので本格的な機材も持っていません。
望遠側300mmのズームレンズで撮影していますので、多くの場合はトリミングした画像です。
図鑑とネット上の画像で調べたり、Facebookで教えてもらいながら勉強中です。
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野鳥との出会い
山登りのための脚力と心肺機能を鍛えるために、この春から市内の公園でウォーキングをするようになりました。
コース上の自然が豊かなので野草や庭園の花、蝶、池の白鳥やカモなどを見ながらトレーニングできるのが、フィットネスクラブでのトレーニングとは異なり、楽しいところです。
写真家としては、風景はもちろんですが、きれいな蝶や山野草を見たら撮影したくなります。
最初の頃はスマートフォンでお茶を濁していましたが、その内に時折目星の花がフォトジェニックになるころに合わせてデジタル一眼カメラを持って行くようになりました。
そのときの気分で広角レンズあるいは中望遠レンズを装着したり、オールドレンズなども試写のつもりで使ったりしていました。
最初は気がつかなかったのですが、スタート地点の池にカワセミが番で棲みついているというのです。
それ以来、池の周囲を歩く際は気をつけるようにしているとカワセミが留まっている姿や飛翔の姿を見かけるようになりました。
鳥撮影用のレンズを持っていないので、撮影は鳥専科の写真家に任せて私は見るだけにしていました。
9月のある日のこと、友人ご夫婦と公園でたまたま一緒になり森の中を歩いていると、シジュウカラ・コゲラ・ヤマガラ・アカゲラたちが15羽ほど食事をしているところに出くわしました。
スマホで撮影できるほどの距離ですが餌を啄むのに夢中で逃げる気配がありません。
飛び立つまで近くで静かに観察していました。
この日の野鳥たちとの遭遇できっかけとなって、野鳥を写したいと強く思うようになりました。
それからは一眼レフカメラに望遠ズームレンズ(望遠側300mm)を装着して、小さなリュックに入れていつも持ち歩いています。
鳥の撮影は門外漢なので、”お散歩写真”を撮るくらいの気持ちです。
そして、最初に撮影できたのは、なんと一番写したいと思っていたカワセミでした。
カワセミ(翡翠)
漢字表記の「翡翠」の「翡」はオスを表し、「翠」はメスを表すそうです。
人生初の翡翠写真は嬉しくて記事にしました。
シジュウカラ(四十雀)
野鳥の中ではシジュウカラはよく見かけるので馴染みがあります。
石鎚山系、皿ヶ峰山系、四国カルストで何度も見かけたことがあります。
何しろ、望遠側が300mmに過ぎないレンズで撮影しているので、ほとんどはトリミングしています。
しかし、下のシジュウカラは幸運にも目の前の樹に来てくれたのでノートリミングです。
野鳥を撮るようになって、30年くらい前に撮影したシジュウカラの写真があるのを思い出しました。
ポジフィルムで撮影したものをスキャナーで取り込みました。レンズの焦点距離は180mm、背景のピンクの花はアケボノツツジです。
春の撮影ですが番外編として、参考のために貼っておきます。
サンショウクイ(山椒食)
2016年10月29日追記:
リュウキュウサンショウクイでした。m(._.)m。
11月下旬に撮影しましたが、時季外れの野鳥のようです。
温暖化による生態系の変化を原因に挙げている専門家もいるようです。
コゲラ(小啄木鳥)
日本で一番小さなキツツキのようです。
ウォーキングの道沿いで、樹を鋭く突く音が聞こえてきたら立ち止まって音の方もよく見るとたいてい見つかります。
枝に穴がいくつもあいていますね。
幹や大きな枝だけでなく、こんな細い枝もつつくようで穴がいつくもあけられています。
シロハラ(白腹)
シロハラは、地上を跳ねるようい歩き落ち葉の下にいるミミズなどを探して食べるそうです。
そういえば、最初に見たときは数メートル先の落ち葉の辺りにいるのに気がつかず驚かせてしまいました。
すぐ上方の樹に移動した時に下の写真を撮りました。
ジョウビタキ(尉鶲)
何度かお目にかかっていて写真も撮れているのですが、なぜか雌だけです。
雄はどこにいるのでしょうか?
ジョウビタキは雄と雌とではずいぶんと配色や色合いが異なります。
知識がなければ、同じ種で雄と雌の違いだとは思えません。
カワラヒワ(河原鶸)
この野鳥は、羽の色と模様がきれいなので、飛翔の時の羽根を広げた姿がすばらしいです。
かなりトリミングしています。近くで撮りたいものです。
もっとよいのは、この鳥よりも高いところから飛翔の姿を俯瞰的に撮影したいものです。
モズ(百舌鳥)
追記:2015年12月11日
たまたま今日購入したばかりの、下に紹介している超望遠ズームレンズのテスト撮りを書斎の窓からやっていると、お隣の家庭菜園のネットポールに野鳥がやってきました。
タカのようなクチバシが特徴的です。正面から見る顔はかなりどう猛な雰囲気があります。
鳥撮影用のお手軽超望遠ズームレンズ
ウォーキングに行くたびに野鳥の撮影をしているともっと長いレンズが欲しくなります。
鳥専科なので、100万円前後もするような明るい超望遠レンズは買えませんし必要もありません。
しょせんはお散歩写真の延長線上の撮影目的でもありますからなおさらです。
今目星を付けているのは、この製品です。これくらいの投資ならできそうです。
ショップ・オブ・ザ・イヤー2年連続受賞 | カメラのキタムラ |【あす楽】 タムロン SP 150-600m… |
と、昨日書いたばかりですが、今日このレンズを購入しました。(^^)
どうせ取り寄せだろうと思ってカメラ店に行ったのですが何と現物がありました。
タムロンのキャンペーン中で、買えば数千円するレンズケースも貰えました。
90,800円で焦点距離600mmの世界を経験できるならお買い得かもしれません。
しかし、600mmだとかなり慎重に構えないとさすがにゆ~ら、ゆ~らと揺れます。(^^)
できるだけ高速シャッターを切るためには、ISO800やISO1600を普通に使う必要がありそうです。