オールドレンズを楽しむためには、
そもそもオールドレンズとは何ぞやというところから始まり、どのような機材が必要か、どのやって入手するのか、どういうことに注意する必要があるのかなど、
知らなければならないことがたくさんあります。
特に、写真撮影を楽しむようになったのはデジタルカメラからでフィルムカメラに触ったことがないという人は学ばなければならないことが多いでしょう。
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そもそもオールドレンズとは?
2005年から2010年くらいの間に、フィルムカメラで撮影する人が激減しました。デジタルカメラがフィルムカメラ(銀塩カメラ)を凌駕した感があります。
大雑把に言うと、レンズ交換タイプのデジタル一眼レフカメラが普及する前のフィルムカメラ全盛期に使われていたレンズが『オールドレンズ』であると理解してよいと思います。
特にマニュアルフォーカスのレンズで、絞り環や被写界深度目盛が付いているレンズが思い浮かぶでしょう。
オールドレンズと言っても、かなり古いもの(例えば、ライカM3は1954年発売)から、比較的新しいもの(例えば、Yashika/Contax マウントレンズ 1974~2005年)まで、レンジファインダー用と一眼レフ用の両方を含めると膨大な数に上るでしょう。
これらのレンズの大部分は、カメラとレンズの間に装着する「マウントアダプター」を介することで、最新のデジタルカメラで古今東西のオールドレンズを楽しむことができます。
特に、フルサイズのミラーレス機のユーザーは大きな恩恵に浴することでしょう。
オールドレンズの魅力
オールドレンズの魅力とは、まず第1に、1台のカメラで異なるマウントのレンズを付け替えて撮影できることにあります。何といっても、これが最大の魅力でしょう。
これ(↑)を「オールドレンズの世界」の入口の魅力としたら、他の魅力には下記のような点が挙げられるでしょう。
- 銀塩カメラ時代のレンズ資産を生かすことができる。(※個人的にはこれが最大の魅力)
- デジタル設計の優等生的レンズではなく、個性豊かなレンズの描写を楽しめる。
- 自分の手で絞りを調整し焦点を合わせるという、”マニュアル”の作法を楽しめる。
- 開放値がF1.4やF2というような明るいレンズを比較的安く購入できる。
- 単焦点レンズでは無限遠がきっちり決まる/無限遠に合わせることに苦労しない。(※星景写真の撮影に有利)
おすすめのマウントアダプター【レイクォール】
オールドレンズを楽しむための情報収集
- 澤村徹氏(オールドレンズ関連書籍を多数執筆)の公式サイト:Metalmickey’s web
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- ソニーα7 オールドレンズ・クロスレビュー(1)by 澤村徹
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ソニー製カメラ製品レビュー
私自身がソニーの【α7R】のユーザーなので、自分のためのリンク集という意味合いがあります。(^-^;
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