エレガントな冬鳥「ミヤマホオジロ」初見初撮り

2016年11月12日、野鳥観察&撮影のフィールドにしている標高差100mほどある丘陵地一帯に広がる市内の公園で、幸運にもミヤマホオジロに初めて出会うことができました。

野鳥撮影歴1年の初心者の私にとって、初めての出会いにも関わらずそこそこの近距離で撮影することもでき、しかも一日に2回も出会うことができとてもラッキーでした。

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1回目の出会い(♂):比較的近距離から

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2回目の出会い(♂):中遠距離から

図鑑でしか知らなかった、見れば見るほど上品で美しいこの冬鳥に心を鷲掴みにされ、ミヤマホオジロのことをあらために勉強しました。

加えて、様々な表情が見られましたので、ミニミニ写真集も掲載しています。

ミヤマホオジロの名前の由来

学名の『Emberiza elegans』は「優雅で上品で洗練されたホオジロ」という意味らしく、英語名のYellow-throated buntingは「喉が黄色いホオジロ」という意味です。

前者は、ミヤマホオジロの主観的特徴を言い表していて、後者は客観的特徴に言及しているのが面白いと思います。

学名「Emberiza elegans」の通り、とてもエレガンスな雰囲気を醸し出しています。とても優雅で気品のある小鳥だと思います。

ミヤマホオジロは漢字表記では「深山頬白」となるので、標高の高い山か奥深い森に棲むのかと思いきや、実際には他のホオジロと同様に、平地から丘陵地帯の明るく開けた森や林の縁近くの草地などで見られます。

実際、私が最初に出会ったのはホオジロが屯している草地の縁でした。その周囲は林になっていて、とても明るい場所です。

2回目に出会ったのは、ウォーキングコースになっていて時には作業車なども通る未舗装の道端で他の地点よりも空間が開けているやはり明るい場所でした。

どうやら、「明るい縁」が好きなようで中央部などの大きく開いた場所は好まないようです。

よくよく調べてみると、「深山(みやま)」という言葉には「遠隔地」という意味があり、かつては朝鮮半島に生息する鳥として知られていたことにより、遠隔地のホオジロ鳥という意味で「ミヤマホオジロ」となったようです。

ミヤマホオジロの特徴と生態・分布・生活

☆冬鳥 ☆全長15cm~16cm ☆雌雄異色 ☆ホオジロの仲間

冬鳥として全国に渡来しますが、西日本に比較的多くその一部では繁殖記録もあるようです。

東日本の愛鳥家にとっては珍しい鳥という印象があるかもしれません。

しかし、個体の絶対数は少ないようなので、西日本においても目にする機会は少ないのではないでしょうか。

私のフィールドにおいても、ベテランの常連さんが昨季に一度だけ見かけたとのことでした。

仲間のカシラダカやホオジロと混群を作ることもあるようです。


最大の特徴で、個人的に最大の魅力と感じるのは、眉斑と喉が鮮やかな黄色であることです。

もちろん、目先から頬および胸の逆三角形の黒色とコントラストを成しているが故にこの黄色がいっそう引き立っていると言えるでしょう。

雌雄ともに冠羽があり目立ちます。警戒したり興奮したりすると冠羽が三角形の形に高く立ちます。

メスには胸の逆三角形の黒い斑は無く、眉斑の黄色味も薄く、全体的に色が淡いという感じです。


平地から丘陵にかけての開けた森林や林縁で小群をつくって生息し、主にベジタリアン的な食性が強く地上で種子などを食べているようです。


日本で見られるのは冬なのでさえずりは聞かれないでしょう。

たまに、小さく「チッ」と地鳴きを発するようですが、ホオジロが生息している場所だと両者の地鳴きを区別するのは初心者の私には難しいと思います。

いずれにせよ、ホオジロがよく発する連続的な地鳴き「チチチッ」とは別に小さな「チッ」が聞かれたら要注意かもしれません。

地上で食事中に出くわす可能性が高いと思いますが、危険を感じると地鳴きを一鳴きして地表から飛び上がって樹の上へ逃げます。

ホオジロも同様ですが、とても警戒心が強いように見えます。

しかし、しばらく待っていると地上に降りて採食の続きをするそうですから、近くで刺激をしないようにじっと待っているのがよいと思います。

ミヤマホオジロの様々な表情

◎1回目の出会いではこの大きさで撮影できました。(ノートリミング)

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◎見られています。視線を感じます。(^^) (トリミング)

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◎真横からの姿(ノートリミング)

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◎このアングルでは勇ましく見えます。(ノートリミング)

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◎真正面ではありませんが、顔の細さは確認できますね。(ノートリミング)

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◎見返り美人?オスなんですけどね。(^^) (ノートリミング)

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◎立っていた冠羽がおさまってきました。警戒心が緩んだのでしょうか。(トリミング)

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◎何が気になっているのでしょうか?

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◎2回目の出会い。これ以上距離をつめさせてくれませんでした。(ノートリミング)

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◎冠羽が立っています!警戒して興奮している証拠でしょうね。(トリミング)

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◎目も可愛らしいです。(トリミング)

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この後、間合いを詰めようとしたら藪の中に逃げていきました。

10分後くらいに、常連さんをつれて戻った時にはまったく気配がなくなっていました。

残念…。


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