渡り期に四国でも見られるサメビタキ属のエゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキの3種のパソコン用デスクトップ壁紙集が完成し、『野鳥の壁紙館』に掲載しました。
秋になって、野鳥撮影のフィールドにしている市内の公園でエゾビタキとコサメビタキには早々と出会い撮影することができました。
ところが、サメビタキにはなかなか会えず、10月20日に皿ヶ峰という標高にして1300mほどの山を野鳥撮影目的で散策した折にたまたま出会うことができました。
「サメビタキ属3兄弟(姉妹)」とよく称される3種が揃いましたので、まとめて壁紙写真集の紹介をしたいと思います。
◎エゾビタキの一覧ページ
一度出会っただけなので作品が限られています。次の渡りの時期にうまく出会えたら作品を置き換える、あるいは追加したいと思っています。
それにしても、顔だけ見るとなかなか強面の印象をぬぐえませんね。顎線が明瞭だからでしょうか。(^^)
◎コサメビタキの一覧ページ
コサメビタキに関しては少ない出会いながらも条件に恵まれたと思います。
しかし、掲載作品の質を高めるために置き換えは必要だろうと考えています。もちろん、追加できるほどチャンスに恵まれるに超したことはないのですが。
◎サメビタキの一覧ページ
今回初めての出会いが標高1000mの森の中ということもあり薄暗く、撮影距離も遠かったのでほとんどは大きくトリミングして掲載しています。
背景が白ヌケしている部分が多いのも満足できていません。
渡り期にこの森に出かければ会える可能性があると分かったので次の渡りを楽しみにして待ちたいと思います。
サメビタキ属3兄弟の識別ポイント
『野鳥の壁紙館』には「森の野鳥 バードウォッチング情報」というコーナーを設けています。
そのコーナーでは、野鳥ごとにその生態や特徴などを初心者の立場で記しています。
★エゾビタキ
★コサメビタキ
★サメビタキ
ちなみに、
野鳥の各部位の「体色」を識別ポイントとして扱う場合があると思います。
実際、図鑑においても必ず説明されています。
しかし、この点で注意が必要だと思います。
普通は、PCのモニター上で確認すると思いますが、写真の色は環境の影響を強く受けます。
いわゆる、色かぶり現象です。
葉の緑色や紅葉の黄色や赤色の影響を強く受けるような状況で撮影すると微妙な色合いは正確ではなくなります。
例えば、茶系の色と灰色系の色は色の偏りが強く反映されて区別が容易でなくなります。
好条件下で撮影され、しかも、カメラもPCモニターも色温度が適正に管理されていて初めて「体色」を議論できると思います。
したがって、通常、私は微妙な「体色」は考慮しないようにしています。
掲載作品は置換と追加で更新
野鳥の壁紙館は、現在掲載している作品よりも良い作品が撮れ次第、一部を置き換えることで完成度を高めています。
置換の必要がないものは追加という形で更新を行っています。
実際のところ、野鳥撮影は相手のあることなので自分の思うようにはなかなかなりません。
仕方なく、現時点での”ベスト集”を作品群として掲載している場合もあります。
したがって、総数が増加していなくても内容が変わっていることはありますので、時折お気に入りの野鳥をチェックしていただければと思います。