オールドレンズを楽しむ|Contax RTS Zeiss T*Planar 50mm F1.4+Sony α7R

Carl Zeiss T*コーティングによる圧倒的な描写性で人気を博したヤシカ/コンタックス・マウントの銘レンズの中から,今回は【Planar T*50mm F1.4】を、日本製のマウント(レイクォール)を介してソニー製のミラーレス一眼カメラ【Sony α7R】で甦らせます。

コンタックス T*50mm F1.4

言わずと知れたコンタックスのカール・ツァイス交換レンズ群を代表する高性能レンズあり、光学ガラスの進歩とカール・ツァイスの最新の設計理論から生まれた銘玉は”標準レンズの帝王”と呼ばれ、その優れた描写力は伝説とさえなっていると言えましょう。

Planar(プラナー) T*50mm F1.4|標準レンズの帝王

「ツァイスT*スターレンズの世界 初版」には、次のように紹介されています。

プラナーレンズは、光学ガラスの開発によって、その具現化を見た歴史的にも最も有意義なレンズの一つです。あらゆる一眼レフの標準レンズもこのレンズの類似形と言えます。そういった意味で、このレンズの光学の進歩と共に発展し、多層膜のT*(スター)コーティングを採用することにより、完成度をもっとも高めたと言えます。

標準レンズも交換レンズの重要な一本であって、このレンズを十分に使いこなすことにより、ツァイスレンズの深みを味わうことができます。たとえば、中心から周辺部にかけて均質な描写をする能力があります。

円形の点光源を、画面の周辺に置いて撮影してみるとにじみが少なく、形状もしっかりしているのが分かります。開放で無限遠の撮影が楽にできることも特長の一つです。

被写体の持つコントラストを十分に生かす描写力は、ボケを例にとってみても、何がボケているのか、一番わかり易いレンズです。

このレンズは、中古市場でも人気が高いらしく、美品だと当時の価格の倍程するようです。

概して、

世間では”クセ玉”と呼ばれていたらしいですが、私はそんなことは気にもせず日常のスナップでも風景写真でも使っていました。

確かに、そう言われてみると、開放値付近ではコントラストが低いのかピントの山が見えにくく条件によってはフレア(?)が発生しているように見えたかと思うと、中間絞りのF5.6あたりまで絞ると急にシャープになるという印象がありました。

これは、プラナーの85mm F1.4でも同様のことが言えると思います。

しかし、私にとっては、絞り開放で使うか、F8で使うことが圧倒的に多く、両極端な使い方をしていたので、開放付近のふぁっとし柔らかい雰囲気と風景をきりっと再現してくれる描写性を当たり前のこととして受け止めていました。

試写・検証の印象と作例

下記のサンプル画像はリサイズ以外は無編集です。いわゆる“撮って出し”のJPG画像です。

しかしながら、このブログに投稿すると自動的にある程度”圧縮”されるので、厳密な意味での“撮って出し”ではありませんのでご了承ください。

また、このブログでは、生データは5MBまでしかアップロードできませんのでダイレクトにダウンロードはできません。

その代わりに、生データは本ブログの母体である「石鎚自然写真館」の『甦る銘レンズ』のコーナー、Planar 50mm F1.4 に、絞りF1.4~F11までダウンロードできるようにアップしています。

プラナー 50mm F1.4の作例

興味のある方はダウンロード(1枚あたり13~15MBほど)して、モニター上で等倍にして隅々まで観察してみてください。

上記のサンプルは、F5.6での撮影ですが、開放でのボケ方がとにかく大きいので、F5.6に絞ってもここまでボケています。

そのせいか中間絞りでもシャープ感はあまり感じられないかもしれません。ボケに惑わされるのでしょうか。

総合的な評価をするには、様々な条件での作例が必要なので、今後も折りを見つけて、特にアウトドアのいろいろな条件で撮影した作例を追加していく予定です。

乞うご期待というところです。m(._.)m


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