【Lightroom】の“スナップショット”はどういう時に効果大か?

写真に適用されている現像編集プロセス上の任意の”効果”に名前をつけて保存したものが『スナップショット』です。

スナップショットは、適用した単一の効果、あるいは途中までの様々な効果の複合体を、しかも複数の任意の段階で保存することができます。

また、完成作品の効果を1つのスナップショットとして保存することもできます。

こうすることにより、同じ効果を他の写真にも適用させることができて、編集時間を大いに短縮できることが期待されます。

以上のように、スナップショットは編集者のアイディア次第で様々な応用の仕方がありそうです。

お気に入りの、青空の効果、低彩度や髙彩度の効果、コントラストの効果、など…。

そのなかでも、カタクリの現像編集をしていて気がついた効果絶大な適用の仕方を今回ご紹介しようと思います。

それは上記の特定の単一あるいは効果の複合体を保存したスナップショットではなく、完成作品全体の効果をスナップショットとして保存し他の写真に適用するだけで、他の作品も”ほとんど”完成品になるという使い方です。

同じ場所で同じ時に撮影した同じ被写体に適用すると効果絶大!

この写真に対して現像編集を行います。

カタクリの元写真

その結果がこの写真です。

カタクリの完成作品

編集プロセス(作業中に加えた効果の連続記録)を見てみましょう。

編集プロセスは「ヒストリ」パネルに逐一記録されます。

スナップショット-1

記録されている効果の数はあまり多くはないので比較的現像しやすい写真だったことが分かります。

上述したように、途中の「ハイライト」や「自然な彩度」の適用結果が気に入って他の写真にも当てたいと思えば、任意の名前をつけてスナップショットとして保存することもできます。

しかし、ここでは完成状態をスナップショットとして保存します。

「パープルの彩度」が最後に適用した効果なので、そこを選択して右クリックするとメニューの中に「スナップショットを作成」が表示されます。

適当な名前をつけて作成を実行すると、上の「スナップショット」パネルに登録されます。

登録したスナップショットを選択してコピーボタン(上の画像左下)をクリックすると、選択したスナップショットがコピーされます。

コピーの内容

コピー内容を表すパネルが表示されますので、普通はこのまま「コピー」をクリックします。

次に、その効果を適用させたい写真を選びます。

カタクリの元写真-2

今度は、「コピー」の右隣にある「ペースト」をクリックすると、上の写真に効果が適用されます。

ヒストリーパネル

「設定をペースト」がそれです。

そのすぐ上に、「露光量」が記録されていますが、露光量のみ微妙な調整を行ったということです。

その結果、こういう風になりました。

カタクリの完成作品-2

極めて省エネの現像作業になりました。

この写真も上と同じで、露光量を微調整しただけです。

カタクリの完成作品-3

まとめ

このやり方は、類似の写真に対して効果が大であることが分かりました。

逆に言うと、オリジナルの「プリセット」も同様ですが、類似性が強くないと編集作業が増えることが多く、結局は一からやった方が早いという結果になりがちです。

ここで言う”類似の写真”とは、直前の記事『【Lightroom】の「カタログ」作成前にやっておくこと、作成後にやるべきこと』で紹介しましたが、実は、フィルムストリップを整理するために「スタック」する(できる)ような写真なのです。

ということは、スタックするような写真があれば、類似の複数のスタックがあればなおさら、スナップショットを活用できる可能性が高いということになります。

スタックで整理も簡単、スナップショットで現像も簡単、というわけです。


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