4K解像度に対応したプロ向け液晶モニタ「EIZO ColorEdge CG248-4K」

カラーマネージメントの環境作りをするために、EIZOのColorEdgeシリーズの中から「キャリブレーションセンサー内蔵モニタ」の購入を考えていた時に、4K対応の23.8型液晶ディスプレイ「ColorEdge CG248-4K」を2015年4月に発売するとの発表がありました。

予算を完全にオーバー(約27万円)しますが、心惹かれました。

結果的には、PCのハード面の問題で導入には至りませんでした。購入したのは、【EIZO ColorEdge CG277】です。

残念ながら、今回は購入には至りませんでした。

しかし、実は、2014年末に「4K解像度」の静止画出力の依頼があったのですが、応えられる環境にはありませんでした。

それ以来「4K出力」に強く関心を持っていましたので、これからも「4Kモニタ」に注目していこうと思っています。

ColorEdgeシリーズ最高解像度の「ColorEdge CG248-4K」

【ColorEdge CG248-4K】は、ColorEdgeシリーズを謳うからには当然のことながら「カラーマネジメント」に対応しており、23.8型で【3,840×2,160】ドットの4K解像度に対応しているため、画素密度は【185dpi】となり、ColorEdgeシリーズでは最高解像度です。

EIZOの謳い文句がそそるではありませんか。

ColorEdge史上最高の高密度、185ppiを実現した23.8型4Kモニター。
かつてない濃密な表現力が、クリエイターの一つ上の作品づくりを支えます。
撮影した高画素の写真データを従来より忠実に再現できるため、フォトグラファーは撮影した被写体を細部まで丁寧に確認できます。また、画像に加えて文字や線もくっきりシャープに表現し、印刷ワークフローにおいてもその威力を発揮します。


EIZOによれば、【ColorEdge CG248-4K】は、フォト・映像制作・印刷などのグラフィックス市場向けフラッグシップモデルという位置づけです。

デジタルカメラの世界は、急速に高画素化が進んでいます。

特に、Nikonが発売し私が所有する「Nikon D800(E)」からその傾向は顕著であり、最近では「5000万画素」搭載のカメラまで噂されています。

こういう状況にあって、せっかく高画素のカメラで撮影したデータですから、それを忠実に表示するためには、正確な色表示の再現は当然のことながら、高解像度かつ高密度表示に対応したモニターが求められるのは必然でしょう。

正確なカラーマネージメントができないモニタで、細部にこだわって編集を追い込んでいくことは不可能ですから。

【ColorEdge CG248-4K】は、物理的な専有面積という点からすると、一般的なデスクに設置するのに手ごろな大きさの【23.8型】画面でありながら、フルHDの4倍にあたる「4KウルトラHD(3840×2160)」の高解像度を実現し、ColorEdgeシリーズとして史上最高の画素密度である【185ppi】を達成しています。

モニタ(ディスプレイ)における「画素密度」とは、表示の精細さを示すスペックであり、その値は通常【ppi(ピーピーアイ)】で表記されます。

【ppi】とは【pixels per inch】の略であり、1インチ(約2.54センチ)あたりに占める画素数のことです。

また、他のColorEdgeシリーズと同様に、広色域液晶パネルを採用し、Adobe RGBに関しては99%を達成しています。

使用用途に合った最適な表示に調整し、その表示の維持管理を自動でキャリブレーションするセンサーを内蔵しており、正確な色管理を容易にしてくれます。

これらの特長により、ユーザーはモニタ上に表示されたホワイトバランス・色調・明るさ・コントラストなどを信頼して現像作業に取り組むことができます。

というわけで、

価格はまだ”高嶺の花”ですが、適当な画面サイズで精密描写を楽しめる【ColorEdge CG248-4K】は、フォトグラファーとしては無視できない存在になってしまいました。

画面サイズと画素密度のバランス

【ColorEdge CG248-4K】が、フォトグラファー垂涎の的になるとしたら、その理由は表示品質にだけでなく、その画面サイズにもあるでしょう。

上述したように、「23.8型」というサイズは、パソコンでデジタル画像を編集するには手ごろな大きさです。

実際、PCディスプレイの売れ筋は「24型」であるわけです。

物理的な専有面積という点から、フォトグラファーがコンピュータの横に置くとしたら、せいぜい「30型」前後くらいまでが現実的だと思います。

ただ、4Kモニタを導入する際には、「画面サイズ」と「画素密度」とのバランスに関しては注意点もあります。

これまでは、解像度が高い(画素数の多さ)と作業スペースが広いということであり、そのためにモニタ買い換えの際により広い作業スペースを求めてより大きなモニタを選ぶ傾向があったわけです。

しかし、今後は、そういう単純な選び方はできません。

画面サイズと解像度の組み合わせによる「画素密度」も考慮に入れる必要があります。

超高画素密度のディスプレイは基本的にスケーリングによる拡大表示で利用することになるからです。

つまり、「解像度の高さ(画素数の多さ)=作業スペースの広さ」という図式は必ずしも成り立たなくなったのが、4K時代の液晶ディスプレイ選びのポイントです。

詳細は、「HiDPIやRetinaを誤解してない?――4K時代のディスプレイ選びに欠かせない「画素密度」を理解する」に要点が分かりやすくまとめられています。

興味のある方は読まれるとよいでしょう。

すぐに導入できるの?【ColorEdge CG248-4K】

この製品が発表された時はちょうどEIZOのColorEdgeシリーズを考えていたときだったので、すぐにこのモニタのことを調べました。

価格は予算的にはオーバーですが、タイミング的にこれも何かの縁と思い、ほとんど購入に心が傾いていました。

しかし、私のPCは3600万画素のRAW現像をサクサクと現像できるようにハイスペックにしてありますが、はたして4Kを出力できるのかと疑問に思いました。

そこで、ハード面には弱いのでPCメーカーに問い合わせると、グラフィックスカードが対応していないとの回答。

さらに、そのグラフィックスカードの交換は対応外との返事でした。

というわけで、【ColorEdge CG248-4K】導入は夢と散りました。

PC接続の4Kディスプレイがまだまだ普及はこれからという状況にあって、PCのスペックの方が対応できていないのは当然と言えば当然です。

これから、4Kディスプレイの導入を考える場合は、PC選びも注意する必要があります。

情報収集に役立つ重要なリンクを掲載しておきます。

★製品情報 ⇒ ColorEdge CG248-4K

★EIZOによる「4Kモニター導入ガイド」 ⇒ 4Kだってこわくない!安心、4Kモニター導入ガイド

EIZOの4KモニターとグラフィックスボードやPCとの互換性情報や、4Kでの画像映像の精細感はそのままに、適切な文字サイズでご覧いただくための文字サイズ最適化(HiDPI)設定方法などについて、ご案内します。4Kモニターをご検討中の方は、ぜひご覧ください!!


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